私の家庭菜園物語その29

  • 2023.10.11

いよいよ冬野菜の植え付けです。1週間ほど前にボーボーだった雑草を刈り取り、一部、植え付けの場所を確保しておきました。まずは幅60㎝ほどの畝を2つほど作ります。

冬野菜は栽培時間が長いので、肥料の持ちがよくなるように、真ん中に溝を作り、そこに肥料をまいていきます。これを溝施肥(みぞせひ)と言います。NHKの家庭の菜園をご覧になった方は、よくご存じかと思います。

肥料には、水はけをよくして土をふかふかにしてくれる牛糞と化成肥料を混ぜるのですが、この化成肥料が数年前の倍近くまで値上がってしまいした。農家の方もたいへんだと思います。なので今年は化成肥料を減らし、代わりに鳥糞を混ぜてみました。牛糞はほとんど臭くないのですが、鳥糞はけっこう匂いがあります。餌の違いのよるもののようです。肥料の上に土をかぶせて、再度、畝をつくり、黒マルチを張っていきます。ここまでがけっこうきつい作業です。

次に植え付けの場所を決めていきます。白菜はけっこう大きくなるので、今回は40㎝ほと株と株の間を空けて受け付けることにしました。

場所を決めたら、穴あけ器を使って植え付け用の穴を作り、根付きがよくなるように、水をたっぷり注ぎます。

水が引いたら、それぞれに苗を植え付けていくのですが、何もしないと虫たちにやられてしまいます。私も当初は農薬なしで頑張ったことがありますが、いくら虫よけをかぶせても、虫たちに潜入されてしまい、卵を植え付けられ、青虫で白菜は穴だらけに。なので最小限の農薬は使うにしています。家庭菜園の本にはほとんど農薬について触れられておらず、農薬については近所の方に教えていただきました。植え付け時と植穴に植えた後、株元にパラパラっと1回だけ農薬を散布します。

こんな感じですね。根元の白っぽいのが農薬です。それでもこのままだと虫に直に狙われてしまい、乾燥にも弱くなるので、寒冷紗をかぶせていきます。

こんな感じになります。マルチの保温効果と雑草予防、寒冷紗の保湿効果で、週1回の水やりでも十分育ってくれることが多いです。順調にいけば、12月頃には収穫できるでしょうか。

最小限の農薬使用なので、虫にやられることも多く、毎回、葉の裏に青虫が付いていないかチェックして、いれば駆除します。

最後に問題なのは、刈り取った雑草たち。ゴミ袋で20袋以上になります。その場で燃やせるといいのですが、煙が出て近所迷惑だし、借りている畑なので、少しずつ持ち帰って、ごみに出しています。

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