私の日帰り温泉旅行その12
- 2025.03.04
今回、ご紹介する日帰り温泉は、岐阜県池田町にある池田温泉です。お肌がつるつるすべすべする「つるすべ温泉」で有名な温泉施設で、宿泊することもできまるようです。

名古屋市内から60kmとやや遠いですが、東海環状道の開通で、最寄のICから車で15分と近くなったようです。本館と新館があり、今回は新館を訪れました。建物は3階建てで、1階が温泉、2階がレストラン、3階が宿泊施設になっています。駐車場は狭く、30台くらいでいっぱいに。帰る頃には満車でした。ただ、近くに同じ系列の道の駅があり、そこに車を停めて歩いてくることもできるようです。

入ると発券機があり、そこで入場券を買って入ります。以前は現金のみだったようですが、最近はクレジットカードも使えるようになったようです。
【泉質】
低張性アルカリ性低温泉で、泉温は29.7度と低め。加水はしていないようですが、加温、循環、消毒しており、塩素の匂いが気になります。pHは8.9と高めですが、それだけでなく重曹を多く含んでいるので、入ってすぐに肌がぬるっとして、だんだんすべすべになってきます。
【内風呂】
入り口を入ると左側に内風呂、右側に洗い場が。内風呂はそんなに広くなく、15人も入れば満員に。隅にジェット風呂が2つありました。温度はちょうどいい感じで、入るとすぐに肌がすべすべしてくるのを実感することができます。まさに下呂温泉と同じ感じです。他のアルカリ性温泉では、このようにはなりません。ただ塩素の匂いもきつく、入浴後もしばらくは手から塩素の匂いがなかなか消えませんでした。
【露天風呂】
岩風呂風の露天風呂を囲んで、右に打たせ湯と寝湯、左手に歩行浴があります。以前、ご紹介した海津温泉にもありましたが、ここではお年寄りの方がぐるぐると歩行浴の中を歩いていました。プールで歩いて膝や腰を鍛えるのと同じですね。露天風呂はややぬるめで、この日は冷たい風が吹いていたので、やや寒く感じました。同じ源泉ですが、内風呂ほどはぬるぬるしません。
【サウナ】
サウナは乾式で、岩塩サウナと書かれており、塩サウナかと思いきや、ストーブの前に岩塩が置かれていました。なんでも遠赤外線効果があるのだそうです。室温は90度と一般的。テレビはなく、音楽が流れていました。そんなに広くなく、10人も入ればいっぱいに。サウナを出たところに水風呂もあります。水道水を使っているようで、冬なので冷たかったですが、夏はおそらくぬるいでしょうね。
【食事処】
階段を上がって2階に食堂があります。

定食がメインのようですが、やや高めで、かけうどんでも800円、お勧めの味噌カツ定食は1600円でした。この日はから揚げ定食を注文。から揚定食は1080円とリーズナブルでした。
【料金】

入泉料は平日、土日祝関係なく700円とリーズナブル。クレジットやQRコード決済も利用可能です。
名古屋からやや遠いですが、下呂温泉よりは近く、本格的な「つるすべ温泉」を手軽に楽しみたい方にお勧めの温泉です。ただし他の施設と比べると塩素がややきつめのようのでご注意を。
注:あくまで個人の感想です。