私の日帰り温泉旅行その1

  • 2024.09.17

これまで健康には自信があった私も、50歳を過ぎてから体調を崩すことがあり、それからひどい肩こり(首こり)に悩まされるようになりました。湿布やコリをほぐす薬を使っても効果なく、マッサージガンや低周波治療器を使ってみたりしましたが、なかなかよくなりません。それから首こりの緩和と日ごろの疲れをいやすために、週末に日帰りで行ける温泉を巡るようになりました。

探してみると、東海3県だけでも、実にいろんな温泉施設があるのを知りました。

1回目の今回は、近場で気軽に行ける本格的な日帰り温泉として、蟹江町にある尾張温泉をご紹介したいと思います。

尾張温泉は、日本名湯100選の中で、愛知県で唯一選ばれた温泉で、源泉かけ流しが特徴です。岐阜県だと下呂温泉、三重県だと湯の山温泉と榊原温泉しかないようです。

どの温泉でも源泉かけ流しをうたっているところが多いですが、温度調整のために水を加えたり、または温めたりしているところが多く、さらには湯量が少ないために、お湯を循環、ろ過して再利用しているところもあり、純粋なかけ流しの温泉は少ないのが現状のようです。尾張温泉の成分表を見てみると、

加水していません、加温していません、循環利用やろ過はしていません、とはっきり記載されており、純粋な源泉かけ流しであることがわかります。若干の消毒は仕方ないですが、塩素臭さはありません。

【泉質】
単純性温泉(弱アルカリ性)で、無色透明のさらっとした温泉です。下呂温泉のように、肌がつるつるにはなりませんが、温度が高めで、よく温まります。源泉は49.0度とやや高めです。

【内風呂】
お風呂は撮影できないので、ご興味にある方は、尾張温泉のHPをご覧ください。大きな岩風呂があるのが特徴で、おそらく50人以上は入れるのではないかと思います。週末は家族連れなどで混み合いますが、それでも入れる場所がないということはほとんどありません。

【露天風呂】
内風呂がかなり大きいのに比べると、露天風呂はやや小さめで、10人入れるかどうかでしょうか。外で休憩する場所もやや狭いのが少し残念です。

【サウナ】
サウナは今どきのサウナと違って、テレビなどは設置されておらず、窓もありません。皆さん、黙々と暑さの中で汗を流しています。

【水風呂】
水風呂は狭く、5-6人でいっぱいに。残念なのは、水風呂がまったく冷えておらず、夏場だとおそらく25度以上あり、プールのような状態で、体はあまり冷えません。なので、皆さん、いつまでも入っているようです。

【料金】
週末だと千円前後するところが多いですが、他と比べると比較的良心的な価格だと思います。回数券を購入すると、週末や祝日でも追加料金なく使用できるのもうれしいですね。

【食事処】
休憩スペースはけっこうありますが、小さいながらも食事処もあります。ラーメンやうどんなどの軽食が主で、料金は500円以下と今どきでは珍しい低価格の設定です。まだ食べたことがないので、味はわかりません。

近場で本格的な温泉に行ってみたいという方にお勧めの温泉です。

注)あくまで個人の感想です。

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