私の日帰り温泉旅行その7
- 2024.12.24
今回のおすすめの日帰り温泉は、岐阜県可児市にある「天然温泉三峰(みつみね)」です。緑の多い林の中にあり、緑を眺めながら開放的な温泉を楽しむことができる施設です。
建物は純日本的な家屋で横に長く、どこか隠れ家的な感じ(長島温泉の里の陽のような)です。ただ、こちらはほんとに山の中にあります。
受付でお金を払って、長い廊下を奥に進んでいくと。売店やレストラン、休憩所があり、さらに奥に突き当たったところに、砂風呂の受付とお風呂の入り口があります。エステやマッサージを併設しているところは多いですが、砂風呂もあるのは珍しいですね。別料金のようで、まだ利用したことはありません。
【泉質】
単純性アルカリ性温泉で、温度は27.7度とやや低め。なので加温しているようです。加水はしておらず、源泉そのものを楽しむことができますが、源泉かけ流しは一部のみで、循環、ろ過、消毒しているようです。一部、塩素のにおいが気になることがありました。
【内風呂】
入ると中央に大きな内風呂があります。10人くらいはは入れる大きさです。ふちがヒノキで、ほんのりと木の香りがしますが、お風呂はタイルで、総ヒノキ風呂ではありません。この日(24年11月)は、日替わり湯で「柿の葉湯」でした。ほんのり黄色みがかったお湯で、秋を感じるお湯でした。よく温まります。
【露天風呂】
内風呂の南側には100坪はあろうかという広い日本庭園に、お風呂が点在しています。中央にシルクの岩風呂、左手に源泉かけ流しの湯、右側に炭酸泉、奥にバブルのお風呂と多彩。源泉かけ流しの湯は、その名の通り、源泉のお湯が通路まであふれ出ています。ただし残念ながらかなり狭く、4人も入ればいっぱいに。ややぬるめで、ゆったりとつかることができます。炭酸泉は電気風呂が併設されており、龍泉寺の湯と同じような感じですね。ただあまり広くなく、5-6人でいっぱいに。電気風呂も2台なので、なかなか順番が回ってきません。壺湯も3つあります。
【サウナ】
サウナは通常サイズとやや大きめのサウナがあり、2か所のサウナを楽しみことができます。1か所は内風呂に併設されたサウナで、大きな窓とテレビが併設されています。もう一つは、庭園の奥にある山小屋風のやや大きめのサウナ。15名くらは入れる大きさで、大きな窓からは山の緑を望むことができます。もちろんテレビも併設されています。1時間ごとに蒸気と熱風が出て、いわゆるロウリュウも楽しむことができます。サイナが2か所あるので、水風呂も2か所。水温は15度前後とまずまず冷たく、大きなサウナ近くの水風呂は深さが90㎝とかなり深め。立って入ります。庭がに広いので、休む場所もたくさんあります。ただし屋根がほとんどないので、雨の日はたいへん。一度、雨の日に行ったときは、雷もゴロゴロとなって、落雷に注意するアナウンスが流れていました。さすが山の中です。
【食堂】
食堂は1か所のみですが、山間のレストランという感じで、和風です。この日も家族連れでいっぱいでした。
外には山林が広がっており、クリスマスが近いので、ツリーが飾られていました。
今回、注文したのはオーソドックスな「から揚げ定食」。場所によっては、電子レンジでチンのような揚げ物を提供しているところもありますが、こちらは揚げたてで、大きなから揚げが5個。外はサク、中はじゅわーっと鳥のうまみを楽しむことができました。値段も1,090円の物価高の世の中ではリーズナブルだと思います。
【料金】
平日は850円、土日祝は950円とやや高めですが、山の中でいろんなお風呂をのんびりと楽しむことでき、おいしいお昼もいただけることを考えるとリーズナブルではないでしょうか。
山間の温泉で、緑を眺めながら、いろんな温泉やサウナを楽しみたい方にお勧めの温泉です。
注)あくまで個人の感想です。