私の日帰り温泉旅行その8
- 2025.01.08
今回、ご紹介する日帰り温泉は、岐阜県多治見市にある「天光の湯」です。以前、だいぶ前に来た記憶があるのですが、その後リニューアルして、現在はサウナに力を入れているようです。
多治見市の中心部からやや離れ、焼き物で有名な市之倉の近くにあります。国道248号線から交差点を曲がっていくと大きな看板が見えてきます。
概観はちょっとした日本旅館を思わせます。この日は週末とあって、車でいっぱいでした。
玄関にもお花が飾ってありましたが、中に入ると立派な畳とお花が。
【泉質】
アルカリ性単純弱放射能冷鉱泉で、温度は23.8度と低温。なので温泉ではなく、冷鉱泉になります。泉質の表示を探したのですが、見つけることができず、加水の有無はわかりませんでした。霊泉なので加温は必須ですね、ただ1か所だけ、源泉かけ流しの湯がありましたので、そこだけが源泉かけ流しで、他はおそらく循環、ろ過、消毒していると思います。少し塩素のにおいもしました。猿投温泉と同じラドン温泉のようですが、猿投温泉のようなほんわかしたにおいはせず、ラドン?といった感じです。飲水もできません。
【内風呂】
建物はけっこう広いのに、内風呂は狭いです・・・。岩風呂風のお湯が2か所あり、5-6人もは入ればいっぱいに。電気風呂とジェット風呂も併設されています。その分、後述する水風呂がけっこう広く、場所をとっています。
【露天風呂】
露天部も岩風呂風で、三波石という天然記念物の石を使用しているそうです。やや広めですが、それでも7-8名くらいでけっこうでいっぱいに。その隣に、先にお話しした源泉かけ流しのお湯が。これは狭くて4名でいっぱいに。釜風呂はありませんが、釜風呂風の一人用のお風呂が離れたところに2つあり、自分専用のお風呂みたいで快適です。
【サウナ】
中に30名は入れそうな広めのサウナがあり、今、はやりのロウリュウで、時間になると蒸気と温風が出て、一気に熱くなります。窓はなく、中央に小さなテレビが。なぜか音が小さくてほとんど聞きとれません。この日はサウナのプロの方が来ているようで、アウフグースというイベントをやっていました。予約制でロウリュウで熱くなった蒸気をプロの人がタオルであおぐのだそうです。熱いのは苦手なので、私は遠慮しました。外にサウナ小屋が2つ。一つは4人用の小さなサウナ、もう一つは7-8人用のやや大きめのサウナです。これも若い人でいっぱいでした。
【水風呂】
水風呂はすごいです。中の水風呂の水温はなんと7度。今まで経験した水風呂で最も低く、入ってすぐに体が痛くなってくるほとの冷たさです。さらに深めの水風呂があり、なぜが水風呂にジェットも。これが大きいので、内風呂が小さくなってしまっているようです。あまり入っている人はいませんでした。個人的には温泉のほうがよいのでは?と思います。外の水風呂は16度とよくある温度。
露天風呂の奥にととのうための椅子やリクライニングが10脚以上用意され、ととのうスペースがおそらくこの辺では最大級だと思います。ただ冬になって長時間はいられません。サウナ用のガウンをまとっている人もいました。
【料金】
平日850円、土日祝は900円とよくある値段設定です。タオルは付きません。
マッサージどころもあります。そんなに混んでいませんでした。
【食事処】
レストランは1か所だけですが、有名なようでこの地区のランキングでも上位になったことがあるようです。この日はサウナ飯を頼んだのですが、かなり混んでいて待ち時間で20分、さらに注文してから40分近く待たされました。どうやら注文を忘れられていたようです。貴重なお風呂の時間が短くなってしまいました。外の近くで食べた方がよかったかもと少し後悔。
休憩所にはリクライニングや漫画も用意されていますが、そんなに広くないです。
お風呂がやや狭く、ラドン温泉らしからぬ?感じで、個人的にはラドン温泉なら猿投温泉がお勧めです。ただサウナはかなり力を入れているようなので、サウナでととのうのを楽しみたい方にはお勧めの温泉です。
注:あくまで個人の感想です。