私の家庭菜園物語その14

  • 2020.11.30

朝晩の冷え込みが強くなり、新たに野菜を育てる季節も終わりに近づきました。11月はスナップエンドウなどマメ科の植え付けの季節です。先日、自宅で発芽させたスナップエンドウをクリニックのプランタ野菜に追加しました。マメ科は寒さに強く、寒さに当たると花芽の分化が進むそうです。収穫は来年春以降になります。ところで皆さんは連作障害をいうものをご存じですか。同じ種類の野菜を同じ場所で毎年作り続けると病気になりやすくなるいというものです。例えば、冬野菜の代表であるアブラナ科は2-3年、マメ科だと4-5年は同じ場所で作るのを避ける必要があります。これがけっこうやっかいで、マメ科だと作れる範囲が限られてしまいます。私も毎年どの場所でどの種類の野菜を作ったかどうかを記録して、連作にならないよう心掛けています。プランタであれば、土を入れ替えれば大丈夫です。狭い畑でなかなか余裕がない場合は、連作障害を軽減する土も売られているようです。間もなく12月に入り、ジャガイモや白菜など収穫時期になります。今年はまずまずの出来栄えで、スーパーでみても、冬野菜はそんなに高くないですね。消費者にとってはうれしいことです。

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