私の家庭菜園物語その26
- 2023.03.13
3月に入って急に暖かくなり、これまで冬眠していた野菜たちが、急に目を覚まして成長するようになりました。今回は冬野菜の収穫です。
玉ねぎは急に葉が大きくなってきました。これから春になると一気に大きくなり、球が膨らんできます。大事なのは肥料の追加のタイミングで、遅すぎると葉ばかり育って、球が大きくなりません。2月下旬までに追肥を終えるのがポイントのようで、私も2月下旬に追肥を済ませました。マルチの穴の雑草を丁寧に取り除いていきます。
昨年はなぜかブロッコリーが大きく育たず、うまくいきませんでしたが、今年は順調に育ってくれました。2月中は10㎝くらいだった頂花蕾も15㎝ほどまでに成長。これがスーパーで一般的に売られているものです。1つの苗から1個したできないので、生産性はあまりよくありません。しかし、その後、脇芽のように横から5㎝大の側花蕾がいくつもできてきます。これはスーパーではあまり見かけませんが、味は同じ。ゆでたり、炒めたりして、おいしくいただけます。ネットで覆っているのは、鳥に葉を食べられないようにするためです。
そら豆の苗も大きくなってきました。写真中央にテントウ虫がいますね。そら豆の先端はアブラムシの大好物。そのままだと大量のアブラムシに液を吸われて、そら豆の元気がなくなってしまいます。そんなアブラムシを食べてくれるのがテントウ虫。野菜にとっては助っ人で、このような虫を益虫と言います。この日は、あまりにアブラムシが多いので、手でつぶして駆除することに。農薬も使えますが、テントウ虫にもよくないので。
この日は春キャベツとブロッコリを収穫。今年の春キャベツはあまりできがよくないので、自宅で食すことに。ブロッコリは後日、スタッフにおすそ分けしました。今が旬なので、スーパーでもお値打ちに売っていますね。