私の家庭菜園物語その35
- 2024.03.19
今年は暖かかったり寒かったりと季節感がくるってしまう年でした。2月も下旬になり、今回はジャガイモの植え付けを行いました。
ジャガイモはスーパーに売っているものを植え付けてもうまく育たないので、種芋用のジャガイモを購入して植え付けます。少し高めですが、種芋用は病気にかからないように栽培され、病気の原因となるウイルスのチェックも行われています。また芽が出やすくなっているのも特徴のようです。今年もJAで種芋を購入しました。植え付る前に1-2週間、日に当てて、芽出しを行います。
こちらは一般的なジャガイモで、たしか男爵イモだったかな?それぞれで芽が出ていることがわかると思います。きちんと芽が出ないと育たないので、芽が出たことを確認してから植え付けます。珍しいじゃがいもを見つけたので、今回、初めて植え付けてみることにしました。
芽が紫色なのがわかりますでしょうか。シャドークイーンという品種で、中も紫色のジャガイモです。サツマイモに似た触感だそうです。では畝づくりから。
ジャガイモ用に畝を二つ。この日は雨上がりで、粘土質の畑の土はベトベト。前もって耕していたのですが、畝づくりがたいへんでした。ジャガイモは成長するにつれて土をかぶせていくのですが、頻回に来れないので、マルチをひいて育てています。植え付け穴を掘って、植え付けると・・・
こんな感じです。ジャガイモは日にあたると緑色になってソラニンという毒素がでてきてしまいます。なのでマルチを張っておくと土寄せが最低限で済むので、けっこう便利です。
それでは他の野菜はどうでしょうか。まずは玉ねぎです。
だいぶ葉が大きくなってきましたが、まだ球のふくらみは不十分のようです。まだまだ寒かったですから。次にブロッコリ。
だいぶ味蕾が大きくなってきました。あと1-2週間でしょうか。次にキャベツ。
だいぶ結球してきましたキャベツは大きさではなく、触ってしまっているかどうかで判断するのですが、まだ小さめなので、もう少し様子を見ることに。結球不十分だった白菜は、
こんな感じで、茎が出て、花が咲いてしました。俗に言う「菜の花」ですね。最後にそら豆。
順調に育っているように見えますが、アップしてみてみると(虫の苦手は方は要注意!)、
緑色の小さな虫がぎっしり。そう、アブラムシです。大事な栄養素を吸ってしまうので、このままでは被害が。農薬を散布するのが手っ取り早いのですが、この日は持ってくるのを忘れたので、軍手をした手でつぶしていきました。
春は暖かくなっていいのですが、虫も動き出すので、野菜作りにとっては虫との戦いが始まります。