私の家庭菜園物語その31

  • 2023.11.03

いよいよ冬野菜の準備も後半にさしかかりました。今回は玉ねぎの苗の植え付けです。例年だとJAで購入したものと、ダイソーで買った種から育てたものとを半々で植え付けるのですが、自分で種から育てると、売っているもののように大きな苗に育たず、玉ねぎもそんなに大きくなりません。なので今回はすべて購入することに。そんな中、患者さんから「五の市」でも苗を売っていることを教えていただきました。五の市とはクリニックの近く、白山神社の境内で「5」の付く日に行われる朝市のことです。今回はこの五の市で苗を購入しました。早生100本で1000円でした。1本10円。飛ぶように売れていました。これだと玉ねぎ1個は何円が適切でしょうか。

さて、まずは畝づくりです。前回同様、しっかり耕した畝に肥料をまいていきます。

今回は溝施肥ではなく、巻いた肥料をまんべんなく耕して混ぜていきます。根が肥料に直接あたるとよくないそうで、本来なら1-2週間ねかしたほうがいいのですが、時間がないのでさっそくマルチを張っていきます。

今回のマルチは最初から15㎝間隔で穴が開いているもので、玉ねぎの植え付けには最適です。ホームセンターだとけっこう高いので、これもダイソウで購入。最近、安いのが知れ渡ったのか、売り切れているダイドーが多いですね。何とか今年も手に入れることができました。穴をめくったら、玉ねぎの苗を並べていきます。

こんな感じですね。指で植穴を作り、1本ずつ玉ねぎの苗を植えていきます。

こんな感じになりました。玉ねぎは虫にやられることが少ないので寒冷紗はしませんが、その分、乾燥にやられやすくなります。なので、植え口にモミをパラパラっとまいて、乾燥を防ぎます。

アップするとこんな感じです。乾燥に注意しながら、春先までこのままです。時々、雑草を抜いてあげるくらいですね。肥料を与えるのも2回ほど。暖かくなる春ごろから急に球が大きくなってきます。早く育つと「とう立ち」と言って、茎が太く長くなり、中の玉ねぎも固くなってしまいます。今年が暖冬なので、やや心配です。収穫が5月頃なので、生育期間は6か月以上。けっこう時間がかかります。そう考えると、育てるまでけっこうたいへんなので、それなりの値段は当然だと思います。

さて、白菜はというと、

朝夕の寒暖差が大きくなり、だいぶ、中から葉が巻いてきました。虫の被害も少ないようです。あとはニンニクの植え付けで、冬野菜の準備はいったん終了です。

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